管工事業の建設業許可とは?どの職種が該当するのか?
目次
管工事業の建設業許可とは?どの職種が該当するのか?
1. 管工事業とは?
管工事業の定義と業務内容
管工事業とは、配管や設備の設置、修繕、維持管理を行う工事を指します。具体的には以下のような工事が含まれます。
- 冷暖房設備工事
- 空調ダクト工事
- 給排水設備工事
- ガス配管工事
- 消防設備工事
- 浄化槽設備工事
これらの工事を請け負う場合、一定の条件を満たせば建設業許可が必要になります。
2. 建設業許可が必要なケース
許可が必要な条件
建設業許可は、以下の条件に該当する場合に必要になります。
- 1件の工事代金が500万円(税込)以上の工事を請け負う場合
- 継続して一定規模以上の工事を請け負う場合
- 公共工事を受注する場合
許可が不要なケース
一方、以下の場合は建設業許可が不要です。
- 500万円未満の工事のみを請け負う場合
- 他業種の許可を持ち、下請けとして小規模工事を行う場合
3. 管工事業に該当する職種と具体例
管工事業に含まれる主な職種は以下のとおりです。
- 配管工
- 冷暖房設備技術者
- 空調設備技術者
- 給排水設備技術者
- 消防設備技術者
- ガス工事技術者
似ている業種との違い
- 電気工事業:電気の配線や設備設置を行う工事(エアコンの電源工事など)
- 土木工事業:上下水道の本管工事など、管工事と重なる部分もあるが規模が異なる
4. 建設業許可を取得するための要件
必要な資格・経験
建設業許可を取得するためには、以下の要件を満たす必要があります。
1. 経営業務の管理責任者(経管)
- 管工事業に関する経営経験が 5年以上 必要
2. 専任技術者
- 以下のいずれかの資格が必要
- 1級管工事施工管理技士
- 2級管工事施工管理技士(許可業種による)
- 10年以上の実務経験
3. 財産的基礎要件
- 自己資本500万円以上 または 500万円以上の資金調達能力 が必要
5. 許可取得の流れと必要書類
許可申請の流れ
- 要件確認(経管・専任技術者の確認)
- 必要書類の準備(経歴証明、財務書類など)
- 都道府県または国交省に申請
- 審査・許可取得(通常1か月半〜3ヶ月)
必要書類
- 申請書類一式
- 経営経験を証明する書類
- 技術者資格証明書
- 財務諸表
- 納税証明書 など
6. 建設業許可を取得するメリット
1. 信用力の向上
- 許可業者であることが取引先からの信用につながります。
2. 大型案件の受注が可能
- 500万円以上の工事を請け負えるため、業務拡大につながる可能性がアップします。
3. 公共工事への参入
- 許可業者でなければ参加できない公共工事にチャレンジ可能です。
7. よくある質問(Q&A)
Q1. どの資格を持っていれば許可が取れる?
A. 1級・2級管工事施工管理技士、または10年以上の実務経験が必要です。
Q2. 個人事業主でも建設業許可は取れる?
A. 取れます! ただし、経営経験や財務要件をクリアする必要があります。
Q3. 許可取得までどれくらい時間がかかる?
A. 申請から許可取得まで1か月半〜3ヶ月程度かかります。
8. まとめ・お問い合わせ
管工事業の建設業許可は、事業拡大や信用向上において非常に重要です。しかし、申請には多くの要件や書類が必要で、スムーズに取得するには専門的な知識が求められます。
当事務所では、建設業許可の取得をスムーズに進めるためのサポートを行っています。許可取得のご相談は、お気軽にお問い合わせください!
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