行政書士のお仕事について。業務や役割って?
目次
行政書士のお仕事って?
行政書士といって「○○の仕事をする人だよね」と、ピン!とくる方は少ないのではないでしょうか?
多くのパターンが、何となく行政書士って名前は聞いたことがある。
行政書士って何が出来る人なの?
司法書士さんと同じなの?違うの?
といった事を思われる方も多いのではないでしょうか。
実際私自身も、今まで多く聞かれました。
この記事では、行政書士の基本的な業務の内容と、そのサービスがどのように役立つのかを解説します。
行政書士の基本業務
行政書士のお仕事、業務は非常に多く「3,000種類」とも「5,000種類」とも言われています。
無くなっていく業務もあれば、時代の流れとともに新たに登場していく業務なども多くあります。
その中も、基本的な業務について解説します。
書類作成のサポート
行政書士は、遺言書や遺産分割協議書、契約書などの各種書類の作成をサポートします。
このような書面、契約書には記載方法や内容に関して、細かなルールが決められています。
書面が有効なものとなるように、行政書士をはじめ士業の確認は必要となります。
許認可申請の手続き
特定のビジネスを立ち上げる際には、必要な許認可や免許取得の申請手続きをサポートします。
例えば、建設業許可、産廃取集運搬や処理業、外国人の帰化や就労ビザなど。
それ以外にも、開発許可や倉庫業、解体業や電気工事業。
太陽光発電の名義変更といった少し変わった許認可申請など、
本当に多くの許認可申請手続きがあります。
法律相談など
個人や企業が直面する法律問題に関してアドバイスの提供をします。
行政書士が法律相談をする場合は、多くの場合が争いごとが起こる前段階です。
有事の際に「そんな法律や法的制限があるとは知らなかった…」とならないようにすることが大事です。
行政書士のサービスが役に立つケース
起業時のサポート
新規事業を立ち上げる際、必要な情報を調べたり、それに伴い許認可を取得する過程は複雑です。
行政書士は、必要な手続きを素早くかつスムーズに進めることが出来るようにサポートします。
契約書などの書面作成
業務請負契約書や内容証明、法的に様々な場面で求めらる書面の作成代行もサポートします。
お客様のニーズや状況に応じヒアリングしながら、必要な書面を準備していきます。
相続手続き
遺言書や遺産分割協議書などの作成や、相続手続きなども行政書士はサポートしていきます。
生前に必要な準備などについてもアドバイスをしていきます。
様々な法改正による相談
許認可に関しても取得して終わりということは少なく、法改正などがあった場合には状況によって追加で手続きや申請が必要になるときも。
その際は行政書士へ相談することができます。
行政書士のお仕事について、まとめ
いかがでしょうか。
行政書士のお仕事について解説してきました。
しかし、行政書士のお仕事・業務は冒頭にあるように数千種類に渡り、中には非常に手間もかかり難易度も高い業務もあります。
行政書士によっては、得意分野を絞って対応している方も多いので色々調べて上手に活用することお勧めします。